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2007年11月14日 (水)

秋の夜長の読書

ちょうど今、秋の夜長に読んでいました、本が読み終えました、タイトルは、今度映画化される予定の新田次郎の 剣岳<点の記> です、いかにもという内容ですが中々おもしろかったです。

内容はというと明治時代、日本でも未踏の山として誰もを寄せ付けない針の山、剣岳に測量用の三角点を設置するため果敢に挑むはなしですが、時代背景は、軍隊の時代、折しも日本にも山岳会が発足され、初登頂の名誉をかけ、測量隊と山岳会の熾烈な競争を描いた物語です。

この話は実話で実際に測量隊が現在の剣岳の剣沢雪渓から長次郎尾根(雪渓)を登りつめ、最後は、山頂直下の岩をはだしでロッククライミング(道具は無いですが)した状態で登り初登頂をしたそうです、ところが山頂には、錫杖、剣など遠い昔に登られたと思われる証拠の品があり、山頂付近は、ちょっとした整備がなされていたそうです。

山頂付近の品の鑑定では、奈良時代のもので、確か芦くら寺かどこか忘れましたが博物館に保管されているはずです、まさに弘法大師が三千足の草鞋を使っても登れなかったという伝説は覆される結果、実際は、弘法大師が登ったのかもしれません、なんせ彼は、ス-パ-マンでしたから・・・・・・・・・・

この本を読んでいると二年前に日本百名山最後の山として登った感動がよみがえってくるようでした、カニのたてばい、カニのよこばいと苦しいところばかりでしたが、彼らの功績があってこそ、今では、一般登山道として鎖、梯子を設置し誰もが登れる山となっています、その感動の一こまを写真にて・・・・・・

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202 208_2 後、何十年もすると、エベレストも一般登山道として登れるやまになるのかな・・・・

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秋の夜長の読書を参照しているブログ:

コメント

オレンジモグラさん
すごいですね、若気のいたりだから出来る技ですね、オレンジモグラさんのブログにも山渓の日本百名山の紹介がありましたがやはり狙っているのですか、それとも完登済みですか。

初めて登った山が剣岳でした。
写真を見ていたら無性に登りたくなりキャラバンシューズを買って単独テント縦走してきました。22歳のときでした。
全くの未経験、今思うとかなり無謀だったかな?
長次郎雪渓から登った時は山頂付近でガラ場で滑落したこともありました。

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