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2008年3月 6日 (木)

初めてのお接待

12番札所の焼山寺からは下り一方の山道と舗装道、最後は国道に合流、足のまめはピ-クに達し小指は全体のまめがつぶれふやけたような状態、足の裏は、つちふまず以外はあかむけ状態を完全テ-ピングにて歩いていました。

Rimg02601 最初についたのが杖杉庵ここは、お遍路の始まりといわれた衛門三郎が弘法大師様に追いつき許しを乞うた場所といわれています。その昔、衛門三郎の家に弘法大師様が一夜の宿を頼みに来たとき衛門三郎は追い払ったそうです、それもお祈りするとき持っていた独鈷を地面に振り落とす程に衝撃をあたえたそうです、それから衛門三郎の息子たちが次から次へと亡くなっていったことから、許しを乞うため弘法大師様を追ったそうです、これがお遍路の始まりといわれています。

杖杉庵では既に日が傾きはじめ、今日の野宿の場所を探すべく道の駅神山へ急ぎました、ここは神山温泉いやしの湯がありこの敷地内の休憩舎が野宿場所となりました、前回話していました岡山からきたYさんが待っていてくれました、場所もYさんとの二張りで一つの休憩舎を使うことになり、温泉を一緒にいったり、ちょっとしたことを話、Yさんは派遣社員の方で自分をかえる為にお遍路に挑戦するのだといっておられました。

翌日、かたづけ等マイペ-スが原則のため別々に出発、先を急いでいましたが、途中「お遍路さん」と呼ぶ声、振り返ると、喫茶店から女の人が呼んでいました、お茶とお菓子を頂き暫く福井の話やら身の上話をしました、そうなんです、これが初めてのお接待となりました、お接待とは、お遍路さんにたいして施しを頂くことですが、その施しは飲食物から金品、時には、家に招かれることもあるそうです、この様な風習はお遍路さんに対して自分の願いを代わりにかなえてほしいということから始まったそうです。

第十三番札所の大日寺に着く頃はたくさんの歩き遍路が集まり、あとどのくらいだとかいろいろ話しながら着きました。

第十三番札所 大日寺Rimg02621 Rimg02641

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